ご挨拶
「森を守るビジネス」を構想・支援していこうとする人々との出会いを楽しみに待っています。
丸二は、平成21年度・「複層林を育てる産地直送『加子母ひのき木造住宅』販売システム開発」で農商工連携の認定を受けて以来、「企業の森」事業者として、加子母森林組合と連携し森を守る事業開発を進めています。東京武蔵野地域の方々と一緒に加子母に行き、森林体験を通して森を守ることの意味を学び、実際に目にして触った「ひのき」で、自分たちの家を建てたり、リフォームをしています。林業の再生と森林保護に取組みながら、産地直送の天然無垢材を使用し、健康で温かく、美しい、しかも納得の価格で手に入れることが可能になったのです。
「加子母ひのき」は「伊勢神宮(式年遷宮)の御用材」ですので、そこに精神的な安らぎも加わるでしょう。
加子母森林組合様とともに取組んでいるこの人材育成事業は、今年度で2年目になりますが、前年度は研修期間に起業、就業するという成果を生み出したことから、今年度はビジネスで林業に関わる人々のすそ野を広げるカリキュラムと、①住宅、②商品開発の2コース制も加え、受講生+公開・森林体験セミナーを行う研修へとバージョンアップしています。
平成23年3月11日、私たちは「東日本大震災」という未曽有の災害に遭遇しました。
そしてこれに続く様々な困難を目にして、今を生きる私たちは、ともに支え合い、全く新しい生活スタイルに移行しながら、持続可能な社会を創造していかなければなりません。
安心、安全、節約、共生、復興というキーワードが新しい日本を創造していくのでしょう。私たちはそこに希望をもってそれぞれが自分の使命・役割・目的を認識し、今後の新しい日本の建設に最善を果たしていきたいと思います。
このような現状認識のもと、一緒になって森づくりに取り組み、新しい住環境を創っていこうとする人々とつながり、ともに学び、啓発し合い、「森を守るビジネス」を構想・支援していこうとする人材を輩出しようと、本事業に取組みます。
建築家の方、地域の工務店さん、住生活関連事業者の方々やそこで働く方々、多くの皆さんとの出会いを待っています。
加子母の「四世代複層林」づくりが日本の森林を持続可能にします。
伊勢神宮のご遷宮ひのき拠出で名高い岐阜県中津川市加子母裏木曽国有林。
その同じ森を守っている加子母森林組合は、「美林萬世之不滅」の理念のもと、古くから生物多様性を大切にした循環型の森林づくりに積極的に取組んできました。毎年一定量の適齢伐採・植林・林道整備を行うことで、4世代(100年、70年、40年、10年以下)の循環型複層林整備を可能にし、かつ二酸化炭素排出量削減にも貢献する活動です。
株式会社丸二さんとの「連携」活動を推進する中で、「森林ツアー」を積極的に受け入れ、「SGEC森林認証」を取得、より多くの人々に「加子母ひのき」を知って頂きたいと活動しています。
さらに、森林認証林から生産される間伐材、「特別有効利用材」による新工法の開発を進め、『総ひのきで造るエコ住宅』の商品化にチャレンジしています。






