ご挨拶
「森を守るビジネス」を構想・支援していこうとする人々との出会いを楽しみに待っています。
丸二は、平成二十一年度・「複層林を育てる産地直送『加子母ひのき木造住宅』販売システム開発」で農商工連携の認定を受けました。いま、丸二は「企業の森」事業者として、加子母森林組合と連携し森を守る事業開発を進めています。東京武蔵野地域の方々と一緒に加子母に行き、森林体験を行いながら、森を守ることの意味を学び、実際に目にして触った「ひのき」で、自分たちの家を建てたり、リフォームをしたりします。環境保護に貢献しながら、健康で自然な住環境を納得の価格で取得することが可能になってきたのです。
特に私たちが大切にしたいのが、子どもたちの心の教育です。本物の森を見て、本物の木を知って、本物の木に触って生活をする。このような体験や日々の環境は、きっと子どもたちの情操教育に良い影響を与えるでしょう。石油でつくられた新建材だけの住環境に暮らすより、必ず健康で心豊かな人間性が育まれると確信します。日本の最高の資源は「森林」を中心とした美しい自然だと思いますし、今後「観光立国」となるためにも、いつまでも森が美しくなければなりません。
これからの日本にとって「森を守ること」「食糧自給率を上げること」「子どもが心身ともに健康に育つこと」の3つが非常に重要なことであると考えます。
このような私たちの活動を参考にしていただきながら、一緒になって森づくりに取り組んで行こうとする人々とつながり、ともに学び、啓発し合い、「森を守るビジネス」を構想・支援していこうとする人材を輩出しようと、本事業に取組むこととしました。
建築家の方、地域の工務店さん、住生活関連事業者の方々やそこで働く方々、多くの皆さんとの出会いを待っています。
加子母の森づくりを日本中の皆さまに提言したい!
伊勢神宮のご遷宮ひのき拠出で名高い岐阜県中津川市加子母裏木曽国有林。その同じ森を守っている加子母森林組合は、「美林萬世之不滅」の理念のもと、古くから生物多様性を大切にした循環型の森林づくりに積極的に取組んできました。毎年一定量の適齢伐採・植林・林道整備を行うことで、四世代(100年、70年、40年、10年以下)の循環型複層林整備を可能にし、かつ二酸化炭素排出量削減にも貢献する活動です。株式会社丸二さんとの「連携」活動を推進する中で、「森林ツアー」を積極的に受け入れ、「SGEC森林認証」を取得、地域内製材工場・プレカット工場・工務店との連携による加子母ひのきの住宅づくり、商品開発等を推進して来ました。
今、さらに一歩踏み込んで、森林認証林から生産される間伐材を「特別有効利用材」として住宅材に使用する方策を検討し、日本初の新たなビジネスモデルを創ろうとしています。
この私たちの念いと一緒に活動していただける方々との出会いを楽しみにしています。







